首筋、君の手が触れた。
プロローグ



なんであんなに不器用だったんだろう


なんであれほど苦しかったのだろうか


なんだったのだろうか


あのせりあがる息苦しさ


それほどまでに


好きだった?



俺は、今もわからないよ。













なぁ、今だって。






教えてくれよ、さくら。








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