私はあなたの犬になる
真由美が
やって来るたびに


冴子はいつも


考えてしまう



自分はミキオの


一番
そばにいる女



なのに



ミキオが


すごく
遠くにいるような



そんな気がして
ならない



はぁ…





また大きな
ため息をつくと


冴子は


冷めたコーヒーを
飲みほした
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