空色スニ-カ-ズ
「へぇぇ…?」
私は怯えて情けない声がでる。
「うちらさ、鈴に話きいたけど別に中学校時代の滝田さんと仲良くしたいわけじゃないから。ね?鈴。」
零サンの言葉に滝田サンの目が輝いた気がした。
そして滝田サンの視線が私にむく。
「…ハイ。そうです。
本当は中学校の時、滝田サンの噂聞いてこわくて冷たい人だと思ってました。…ゴメンなさい。
でも、あたしはこれから滝田サンのことよく知って、仲良くなりたいです。
よろしくお願いします!!」
ガン!「んたぁ!」
勢いよく頭をさげたせいで望サンの腕にあたる。
「きゃああゴメンなさいい!」
慌てて謝ると「ハハハハハ!」と零サンが笑う。
「もぉー。鈴、気をつけなよぉー。」
と望サンが笑う。
「ん…プ、ププハハハ!」
滝田サンも笑った。