空色スニ-カ-ズ




「え!?」




落ち込んでいることがばれている。




「ここに一人でくるのって悩んででる人しかいなくない?」




ニヤッと笑って言うセンセーは意外と美形なのかもしれない。
黒ぶちが似合ってないんだ。




「センセー、敬語はどーしたんですかー。」



「先生って敬語つかわなくない?」



「でも敬語の方が似合ってますよー。…て、センセー名前なんだったっけぇ?」



「生徒なんだから敬語をつかいなさい。(←敬語になおしている。)
先生は松沢秀人です。担任なんですけど。」



「あー松沢センセーね、 そうそう。担任だからって…松沢センセーはあたしの名前覚えてるんですかー。」




「……覚えてません。」



「生徒なんですけど。」




「生徒だからって…これから覚えるつもりだったんで。」




「先生がそんなこと言っていいんだか。
松沢センセー、あたしは風岡望でーす。」



「あーそうそう。もー忘れません、ってか風岡か。風岡ーと後3人。放課後呼び出し。」




急な呼び出しがきた。




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