恋手紙~大好きな先生へ~
"内原"と何回呼ばれても
呼ばれた分だけ
私は避けた
ダメなことだって
分かってる
こんなことしても
先生は困るだけ
でも…
もう少しも叶わないなら…
関わらない方が…
「おい!内原!!」
「げっ…」
「げっとは何だ!?
ちょっと話がある」
そう言って
逃げ回って3日目に
私は捕まった
連れてこられたのは
数学準備室
少しの間だったけど
この部屋には
先生との思い出がある
今の私にとって
一番つらい場所