恋手紙~大好きな先生へ~

「もう…なれっこなのに」



ちょっと寂しい…かな



そう思いながら
何とか浴衣を着て
香織と約束してる場所へ
向かった




約束してる場所は
私の通う学校の近くの公園




「やばいっ
遅刻しちゃう!」



浴衣だと走れないし
大変



公園に行くと
香織と知らない男子がいた



「香織~~!!
遅れてごめん」



「いいよ
遅刻って言っても
1分だけだし」



良かった…
それより
今 ものすごーく
気になるのが…



ジーッ…


「さくら、そんなに
穴があきそうなくらい
彼を見つめないでよ

紹介するね

私の彼氏の宮木 純(ミヤギ ジュン)さん

うちの高校の2年生」




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