恋手紙~大好きな先生へ~
最初はどうなるかと
思ってたけど
こういうのも悪くない
「これおいしー」
「あっ私にも頂戴!」
「俺にも頂戴?」
「あ、晃!
何で晃なんかに」
「ちぇっ…ケチ!」
「どーせ私は
ケチですよーだ」
ほぼ初めまして
って感じの人に
そんなこと出来るか
てーの!!!
名前を呼び捨てに
するだけでも
精一杯なのに…
「なぁ、さくら
アイツら2人にしよーぜ」
「晃…何言って
ヒャア!!」
いきなり
晃は私の腕をつかんで
香織と純さんに
「そろそろ
別れてデートということで…
バーイバーイ」
「あっちょっと!」