恋手紙~大好きな先生へ~


「まぁまぁ
アソコのベンチにでも
座ろうよ


ちょっと待ってて!」



「あっ!


…はぁ~」



2人ってちょっと
気まずいなぁ


しかもデートって…


どうしていきなり
デートなんか
しなくちゃいけないわけ!?



すると
いきなり頬に
冷たいモノが当たった



「冷たっ」



「ジュース、あげる」



「ありがと…」




「いきなりゴメン

でもせっかく
兄貴達カップルで
来てるのに
イチャイチャできないのは
可哀想だろ?」



「そりゃ…そうだけど…」



「それに
こうする予定だったから」



えっ…?
予定?




「ねぇ…

まだ思い出して
くれないの?


こう言わないと
気づかないかな…


りんご?」




…りんご?


私は思い出の中に
"りんご"と私を呼ぶ
人物を探した




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