恋手紙~大好きな先生へ~


「ねぇ、あっくん

何で学校には
あんまり来ないの?」


「ん~別にいいじゃん」


「良くない!!

私、これでも
クラス委員長だもん

それに友達じゃん

知る権利は
それなりにあると
思いますけど?」




「委員長さん
そこはまぁ見逃して
下さいよ~

俺もバイトで
忙しいです

それに2学期になったら
ちゃんと行くよ」




ニコッと歯を見せながら
笑うあっくん



その時 感じた



私の知ってた
あっくんの笑顔じゃ
なかった



「帰るぞ~」



な、流された…

気になるのに




その話題はそれっきりで
違う話では
盛り上がった



なんせ3年ぶりですから

話すことが
山ほどあって




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