恋手紙~大好きな先生へ~

ちょっと本音を言った
正直、毎日がツラい

けど先生に話して解決することじゃないの…

でも
田所先生なら
こんな毎日から解放してくれるかも
そう思った



静かな準備室
いきなり先生は立って私の前に来て
頭をなでてくれた


「俺がいるから…
俺はお前の味方だ」



どうしてだろう…
まだ先生と出会って2日くらいしかたってないのに…

先生の言葉を聞くと安心する


まだ先生のことは何も知らない
けど、この人の言うことを信じていいような気がした



「…先生
ありがとう」

涙がでてきた
先生の胸で泣いた

私が泣いてる間
先生は「大丈夫、大丈夫」と言いながら
ぎゅっと私を抱きしめてくれた


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