恋手紙~大好きな先生へ~
「"よく見れば"は余計です!」
「はいはい…
可愛いよ」
…ドキッ
なんだか胸がドキドキする
どうして…
「…私は…
可愛くないです」
「そうかな?
俺は可愛いと思うけど」
…ドキッ
まただ…
顔が熱い
どうしてだろう…
先生の"可愛い"って一言で胸がドキドキしてる
「せ、先生?
数学やりましょ」
「あぁそうだな…
お前は授業中
俺の話を聞かないから
数学が分からないんだ
入学してから今まで
まともに俺の話を1度も聞いてないだろ?
だから今からしっかり俺の話を聞け!
数学を得意にさせてやる」