詩~UTA~
『え?玲奈…!?』
智也先輩が驚いた様子で話しかけてきた
『智也先輩…』
私は言葉が出ない
それでも先輩は話しかけてくる『久しぶり!同じ大学やったんかあ!知らんかったわー』
『はい…』
私は少し冷たい態度をとった。そんな私達を見て友梨が言った。
『何何?二人は知り合い!?』
う…
友梨には本当の事言ったほうがいいのかな…?
戸惑っている私を見て先輩は
『高校ン時の先輩後輩だよ?なっ玲奈!』
言葉が詰まる。
『うん…バスケ部だったんだ』
付き合ってた事は内緒にしょう…
それに過去の話しだし…
私にはもう関係ない。
そう思ってた