詩~UTA~

その瞬間

私は壁に突き飛ばされた

『ぃった…何すんのよ』

すると先輩は私の両手を壁に 押さえつけ

『だったら何?お前が俺の相手でもしてくれんの?』
と言った。
この時の先輩はすごく怖かった。

でも 私は負けない。

『誰があんたの相手なんかするもんか。汚らわしい。離して』
強くつかまれているから手が痛い。

すると いきなり 先輩が無理矢理キスしようとしてきた。



嫌っ!





その瞬間だった。

誰かの話し声が聞こえてきた

先輩は『チッ』と舌打ちしをして逃げて行った。





助かった…。
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