詩~UTA~
和哉はそのまま私をベッドに押し倒した。
『玲奈…』
同時に唇が重なった。

あの時の事を思だしてしまった。
先輩に犯された事を…。

和哉なら全部あげていい。
こうやって愛し合うのは和哉だけ…

過去は過去。
今ゎ幸せに生きよう。

何度も自分にそう言い聞かせてきた

なのに…

涙がこぼれてしまった。

なんで…?
まだあの時の心の傷が治ってないって事…?


私は誰にも相談せず1人でかかえこんできた。
だからそう簡単に治るわけがないんだ…


そんな私を見て和哉は
『どうした?なんか…あったのか?』と心配してくれた
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