詩~UTA~


『もうヤった?』
そいつは笑いながら言う。

まぢうぜぇ 殴りてぇ。
でも一応年上だからな…

俺はとりあえず我慢して言った。
『あんたに話すことは何もない。てか関係ねぇだろ?』

こいつは玲奈の高校の時の先輩。
それだけだと思っていた俺


耳を疑った。

『知らねーの?俺、玲奈のバージン無理矢理奪っちゃったんだぜ?高校ン時』
また笑いながら言う



嘘だろ.

『はっ?意味分かんねー』
俺はそれしか言えなかった。
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