詩~UTA~

  ピーポーピーポー...

 救急車が通りかかった。

 俺はハッとなる。

 嫌な予感がした。

 もしかして・・・

 いや・・・そんなわヶ・・・


 俺は心配になり救急車を追った。

その救急車は玲奈が通う大学の近くの
道路で止まった。

そう・・・俺の嫌な予感が的中してしまったのだ・・・。


『どいてくださいッ!』
俺は車から降り、事故現場の方へと駆け寄った。

そこには・・・血だらけの玲奈がぐったりと
倒れいてた。

俺はすぐさま玲奈に声をかける
『玲奈!大丈夫か?おい!目開けろょ!玲奈ッ!』

俺は必死に玲奈に話しかける。

すると玲奈はゆっくりと目を開きこう話した。
『か・・・ず・・や・・?どーし・・て・・・・泣いてるの・・・?』

そう。俺の目からはたいりょうの涙が零れ落ちていた。
わずかな意識で玲奈は自分の事より俺のことを心配してくれた。

『死ねばよかったとか嘘に決まってるだろ?俺はずっと・・・玲奈と一緒にいたいんだよ!!だから・・・一生俺の隣にいてくれよォ!!』
俺は初めてこんなに泣いた。

玲奈がいないと俺は生きていけない気がするから....

『アハハッ・・・分かってるよ...』
玲奈はそう言って目を閉じた。

 
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