詩~UTA~

思っていた日よりずいぶんと早い目覚めだった..

『玲奈?俺!分かるか?』
俺は玲奈に話しかける

玲奈はにっこりと
笑って言った
『分かるに決まってるでしょ…和哉...』

この時の君の笑顔は一番美しかった

『よかった…玲奈…』

俺は玲奈の手を強く握りしめた。

『玲奈…ごめん…』

まだ 横にいた男は言った。

いまさら謝りやがって。
俺は怒りでいっぱいだった

玲奈は許すのか…?




玲奈が言った。

『えっと…だっ誰で…すか?』


予想もつかない言葉がでてきた。

『冗談だろ?..』
俺は玲奈に問いかける

もし冗談じゃなかったら

記憶喪失...?


玲奈が言った。

『知らないよ…こんな人…和哉の知り合い?』


玲奈は本気でこの男の事を忘れたようだ。

どーなってんだ?
俺の事は覚えているのに…。


俺はいそいで医者をよびにいった







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