結局、何事もなく1日が終わった。








私は夢を見たんだろうか…?










そう…そうよ!夢を見たのよ!
だって、昨日の始まりは夢からだったじゃない!









そう思うと、笑いが出てきた。
自分の夢を現実と思い込んで、1日中ドキドキしながら過ごしたんだから。









帰り支度をしながら、一人で小さく笑っていると、声を掛けられた。










「何か面白いものでもあるのか?」









その声に胸が高鳴った。










いや、でも私の勘違い。
気を落ち着かせ、振り返った。
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