〜HOP step JUMP〜
次の日……。
エリナとナオキが一生懸命に紙を配っていた。
「エリナ、ナオキ!」
「はよッ!!」
エリナ&ナオキ>「はよッ!!」
「何してんの!?」
「学校始まる前から頑張っちゃってさぁ」
「ん??」
「バンド仲間を集めてるんだ!」
「お前も……やらないよな!?」
エリナもこっちを見てきた。
「やらないょ〜」
「面倒臭いもん!!」
「だょな…。」
「面倒臭い……もんな」
「ぅん!」
「じゃ、頑張ってね!」
エリナと目が合った。
悲しそうな、何かを哀れむような目をしていた……。
なんだょ、腹が立つ。