君と私、ひとつ空の下。

「・・・おいっ!!加奈っ!!」
「なっ、何よ!!」


話しかけられるだけで美月のことがすごく気になる・・
『もし嫌われたら』って思うと・・
   すごく怖い・・・


「お前、聞いてんのか?」
「聞いてるわよ!!で、何?」


一刻も早くこの話しを終わらさなくちゃ・・



「お前、今日変だぞ? まぁ、いいけど・・
           今週の日曜日、遊べる?」

「今週~?遊べるけど・・結局また健の家になっちゃうんでしょ?」


 そう、先週は山だったけど、結局健の家になってしまったのだ。


「じゃぁ・・加奈のかわりに、あたしが行ってもいい??」
< 5 / 9 >

この作品をシェア

pagetop