恋に落ちた☆アイドル
「爺ちゃん、そんなに食べるのかよ?」
「馬鹿者、ワシがそんなに食えるハズがないじゃろう。ワシは小食じゃぞ」
よく、言うぜ…
目の前に置いてある煎餅の空の袋
山積みになってんじゃねぇ~か…
横には、最中の包み袋の山もあるしよ…
ドンだけ食ってんだよ!?甘党じじぃ~が!!
「ワシは、甘党じじぃ~じゃねぇ~ぞ。
ただの、ナイスな爺ちゃんじゃ。」
「なっ!!?、どこかに本当に超能力者いるんじゃねぇ~のか!!?」
「ホッホホッホーーー超能力者は、おらぬが、客人ならおるぞ。」
「客人?誰だよ?」
「どうぞ、入ってきておくれ……」
「…?」
誰だ?
こんな時間に、もい10時は過ぎているぞ。
よい子は寝る時間だぜ…。