恋に落ちた☆アイドル
「で、隣りにいる
あなたは誰?」
キラッと瞳の奥が
一瞬 光った!?
ゾゾゾゾゾゾォォォ~~~~~~!!
「は、はい!僕は、その……」
な、なに狼狽えてるんだ!?シッカリしろ!オレ!
スーーーーと深呼吸して
「僕は、坂口幸之助といいます。」
「坂口…幸之助…
じゃあ、あなたが
リョウ。なのかしら?」
ドッキィーーーーー!!
「ご、ご存知なんですか!?僕の事を!?」
「えぇ~一応、凜の事は母から電話で聞いていたので
あなたの事も…母から…」
「あぁ~お婆ちゃんから」
「えっ?」
「イヤ!お、お婆さまから…ですか?」
「まぁ、いいわ。
そんなに緊張しなくても大丈夫よ。」
「あっ、そうですかぁ~良かった。すみません、こういう雰囲気慣れてなくて、緊張して…」
「いいのよ。もう、あなたとは、会う事もないでしょうしね。」
「はい?」
「もちろん、凜とも。」
「えっ…?」
「凜とは、別れていただきます。」
「・・・・・・・はぃぃぃ~~~~~~~~!?」
冗談だろうぉぉぉぉぉぉ~~~~~~!?