恋に落ちた☆アイドル
「もう、いいじゃないか…蘭子」
蘭子って、呼び捨てになってるし…
なんか、おじさんのオーラが変わってきてる。
「あなたは、黙って!!凜、あなた!!」
「いい加減にしないか!!」
おじさんが叫んだ!!なんか…カッコいい…
顔つきが変わってるよ!!
なんか凛々しくなってるぜ!!
「あなた…?」
逆におばさんの威圧感が薄らいでる…
「蘭子…、もうよそう。そもそも凜を無理やりアメリカに連れて行く事は、私も反対だったんだ。」
「あなたまで!?」
「いいから、黙って聞きなさい。」
「…………。」
「今まで、凜が私達にこんな風に自分の気持ちを言った事があったかい?」
「いいえ…」
「そうだろう。凜は、ずっと私達の期待に応えようとしていた。」