【短】ペアリング
最終章

好き。

里緒はその後、ごめん。と言って先輩のところに行った。


私は心を決めて、
隼人を呼び出している図書室に向かう。





緊張して汗ばんだ掌を強く握ってから、図書室のドアを開けた。
< 32 / 38 >

この作品をシェア

pagetop