~Truth~
━side龍━

あの先輩可愛いな。でも絶対もてるよな...

あーっ、なんかおかしいぞ俺。ペース乱れすぎだしっ。ブーブー♪
「メール?こんな時間から誰だよ。」
(龍君~?今日合コンの時にいた里香です★よかったら登録してくれない?(>_<))
かちゃ。俺は見た後すぐケータイを閉じた。
「うぜ~な。下心見え見えだっての」
ブーブー♪
「またかよっ!!誰だよ」
(はーい♪佑だけど、あんた夏波といったいどこに消えたのよ)
(は?あいつが酔ってたから送ってやったんだよ)
ぷるるる♪
「はい、もしもし。」
「あ、佑だけど、龍が女に優しく接するなんて珍しいじゃん★」
「は?そうでもねえよ」
「ま、狙うっていうんだったら協力してあげなくもないけどね。」
「う...。そうじゃねえけど....。」
「ま、いいわ。あんたに夏波のケー番とメアドあげるから頑張りなさい♪」「いらねーよ!」「あははは。じゃあね」
ぷち。プープー....。
「切んじゃねえよ、ったくなんでだよ」
そういいながらも佑から送られてきたメアドを何回め見る俺がいた。
「しゃーねえな。わかりましたよ」
そういった俺は心臓が高鳴る中あの人にメールをした。
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