~Truth~

家に戻るとあたしはそのまま部屋にいった。ベッドに座ると龍のことを考えて一人ニヤけている自分がいた。「うわ~、自分きもいなっ」
ピロリン♪
知らないアドレスからメールが入った。「誰だろ?」
(今何してる?BY龍)
「龍!!?」メールの相手は龍だった。
(なななんで?あたしのアド知ってるの?)
ピロリン♪
(佑先輩から聞いた★あ、今暇?)
(暇って今何時だと思ってんのよ!)時計はすでに12時を回っていた。
ピロリン♪
(関係ねーよ。今から会わねえ?)
(え...。別にいいけど)
何で?何でなの?龍...。
ピロリン♪
(じゃあ近くの西野公園でなっ)
(了解!)
ドキドキしながら返信した。ねえ...。龍、なんで?

あたしは急いで準備を済ませると、そっと家を後にした。
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