Time



授業が終わって
下駄箱に向かった




「ちょっといいかしら!?」


「よくないです、失礼します」


3年の女子軍団が話しかけてきた


「あたしたちに口答えするなんて!!いい度胸ね!!」



「…そうですねぇ~」



弱い奴らが寄り添って馬鹿みたい



「話しがあるんだけど」




裏庭につれてかれた



「なんすか??」


「…あんた、秋村章汰と朝戸亮とどーゆう関係??」



「はぁ!??」



まただ…


中学の頃から先輩にはこうやって絡まれてた




「はぁ!?じゃねぇょ!!」

「てめぇとあの二人の関係はなんだって聞いてんだょ!!」


「…はぁ、あんたらさぁ人に物聞くときの礼儀くらい知っといた方がいいょ??」



「てめぇ!!歩さんに向かってなんて口聞いてんだょ!!」

「皐月止めて」

「はぃ…」



「あんたいい度胸ね、あたしらのチームに入らない??」




馬鹿みたい



「あたしあんたの取り巻きになってる暇ないし、そんな寂しい人間にはなりたかねぇ」



「なめた口聞きやがって…歩さんいいんですか!?」




「あぁ!あたしと章汰と亮との関係はただの中学からの友達だょ~」




かったりぃ


これから毎日コレが続くのかぁ





「歩さんっ!!」


「1年集めな」







< 12 / 31 >

この作品をシェア

pagetop