Time
窓際の席で良かったぁ~
トントン
あたしの肩を叩いた
「なに!?」
「あ、あたし707号室の愛川華菜ですっ」
「あぁ、よろしく」
あたし恐かったからなぁ…
ショートヘアーにピアス開けて着崩ししてるからちょっと厳つい??
目付き悪い??
はぁ…あたし駄目だ
いつも目付きとかが悪くて女友達は寄ってこなかった
「優さん…でしたよね??」
「あぁ、優でいいょ」
「あっ、あたしのことは華菜って呼んでください」
華菜は笑ってそう言った
どっかのお嬢様系だ
髪をクルクルさせて
あたしと正反対
ガラッ!!
「おはょーございまぁすっ!」
「…名前は??」
「あっ!僕は秋村章汰ですぅ」
「朝戸亮です」
まじかょ…
同じクラスだし
「じゃぁ、あの空いてる席に座って」
「優~!!」
バコッ
亮が章ちゃんを叩いた
「うるせぇボケ」
「いったぁ~」
寄りによって隣の席だし