恋をした私。
しばらくすると、幸宏が走って来る。制服が乱れている。第2ボタンまで外れた、半袖のブラウスから見える、鎖骨が少しエロい(笑)
私もよく言われるのだが、実はCカップの私は、第2ボタンが外れていると「谷間が見えてドキドキするんやけど」とクラスメイトの女の子に言われた事がある。

なので私は第1ボタンまでだが開けていた。
幸宏は背が高い。
だから谷間が見える…
とか実は変な妄想をしていた私。
しかし幸宏は自転車で駅まで行く。
私は歩き。
あきらか二人乗り。
「乗って。」
言われるがまま後ろに乗る。
「どこでも良いから掴んでてな。」

私は後ろから抱き締めるように、腰に手をまわした。
「変なところ触るなよ」
「触らないし!」

しばらく間があった。
改めて思った、幸宏の大きい背中。

なんか、甘えたくなるなあ…

すると幸宏が私をチラ見し前を見て言った。
「…お前、デカイな。」
「バレーしてるからかも。でも162なんか小さい方やで。」
「ちゃうて。胸の事やて。」
「え?!//」
「背中に当たってるから。」








―バシッ!



「いっ、たいなあ!」
「このエロ幸宏!!」
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