恋をした私。
夏大会が終わり、一週間が過ぎて、すぐに甲子園をかけた、高校球児の戦いが始まる。
野球部の応援に行きたかったが、部活で行けなかった。
だが、野球部が順調に勝ち進み、なんと決勝戦までいった。
私は午後からの部活に感謝しつつ、試合を見に行く事にした。
しかし球場に着くのが早すぎて、応援席は入れるものの、まだ野球部はアップをしている。
「早すぎた…」
少し呆然と立っていた。
「あっ。」
鞄の中をアサる。
幸宏にお守りのミサンガを渡そうと作ってきた。
お守りというのもあったが、実は幸宏の誕生日だから。
野球部のイメージカラーの赤色。私の好きな白色。幸宏の好きな青色。
私の腕にも同じ色のものを付けていた。
しばらくすると、アップを終えた野球部が球場へ向かってくる。
でもこの前のマネさんいたら渡しにくいなあ…しかもこれで調子崩したら嫌だし。もういらんかな?
少し考えてから、渡すのは後にしようと決め、応援席に行こうとしたが、
「千春!」
と言う声に止められた。
野球部の部員がこっちを見ているのにもかかわらず、幸宏は私を呼ぶ。
ヒューヒューという昔ながらの冷やかし方が聞こえる。
野球部の応援に行きたかったが、部活で行けなかった。
だが、野球部が順調に勝ち進み、なんと決勝戦までいった。
私は午後からの部活に感謝しつつ、試合を見に行く事にした。
しかし球場に着くのが早すぎて、応援席は入れるものの、まだ野球部はアップをしている。
「早すぎた…」
少し呆然と立っていた。
「あっ。」
鞄の中をアサる。
幸宏にお守りのミサンガを渡そうと作ってきた。
お守りというのもあったが、実は幸宏の誕生日だから。
野球部のイメージカラーの赤色。私の好きな白色。幸宏の好きな青色。
私の腕にも同じ色のものを付けていた。
しばらくすると、アップを終えた野球部が球場へ向かってくる。
でもこの前のマネさんいたら渡しにくいなあ…しかもこれで調子崩したら嫌だし。もういらんかな?
少し考えてから、渡すのは後にしようと決め、応援席に行こうとしたが、
「千春!」
と言う声に止められた。
野球部の部員がこっちを見ているのにもかかわらず、幸宏は私を呼ぶ。
ヒューヒューという昔ながらの冷やかし方が聞こえる。