love letter〜初恋の奇跡〜
「お前、垣崎だろ?変わってないなぁ」
「え!」
「相変わらず、ひとつ縛りなんだな」
笑いながらそう言って、
アタシの髪を指さす。
「も、もう!
成長してないみたいに言わないでよッ」
アタシは照れ臭くて、そんな事しか言えない。
アタシが彼と話している事に気が付いて
他の人達も集まってきた。
「何だよ、アッキーいたのかよ!」
「よぅ!」
「林クンてばココで働いてるの?」
「まぁね」