love letter〜初恋の奇跡〜




お互いにパスタを頼み、


それにサラダとガーリックトーストのランチセットをつけた。




アタシ達は料理を食べながら


小学生の頃の話などたわいのない話をする。


林クンの叔父さんのお店の料理はすごく美味しくて、


アタシはボリュームあるパスタをペロリと平らげる。




ちょうど食べ終わる頃に


”チーフ”の名札をつけた女性が


アタシ達のテーブルにやってきて


ランチタイムのラストオーダーを告げる。




「美味しかったぁ!」




お酒を飲んだ次の日とは
思えない程の


食欲に自分でも驚いたが、


本当に美味しかったのだ。




「それはよかった^^」




林クンは満足気に笑う。




その笑顔にまたしても胸がときめく。







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