俺の俺だけの俺の女
女を俺から誘うのも、亜夜が初めてだった。



溢れるほどのドキドキした気持ち。



忘れかけていたそんな感情を、



思い出させてくれたのも亜夜。



俺の誘いに少し困ったようで、迷惑そうな顔をして、



「ゴメンなさい……」



亜夜は小さくそうつぶやいたっけ。



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