俺の俺だけの俺の女
亜夜は振り向きもせず、去って行く。



俺は見慣れた、その後ろ姿を見送った。



愛してる。たぶんこれからも。



愛してほしかった。きっと永遠に。




お前の愛がほしかった。



『俺の女』でいてほしかった。



何ひとつ、叶わなかったけど、



お前は俺の中でずっとこの先も、



俺が出会った女の中で、



1番、最高の、



そして最後の『俺の女』


☆☆☆☆END☆☆☆☆
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