一つの恋
だけどね、
今日君が…
今君が私の目の前でこう
いってるんだ。

「お前が好き。
…ずっと…1年の時から」

………?
私は君の言っている
意味が良くわからないよ…。


君が私の事を好きだと言ってるの??
本当に?
君が見つめていたのわ…
私だったの?

だったらもっと早く言って
くれれば良かったのに…
何て思ってる。

でも今こうして
君が私に好きだって
言ってくれている。
私は迷わずこう答えるよ…
「私も君が大好きだよ……私の彼氏になってもらえますか?」

「えっ!本当に?」
君はすごくビックリして
私に尋ねる。


「本当だよ…ダメ?」

「…喜んでっ!」
君は頬を紅くして
ニコッと微笑んだ。
「じゃあ…よろしくねっ?」
私も君につられて微笑んだ。
「うん…!よろしくなっ!」
君は満面の笑みを浮かべ
そう言ってくれた。

私は…「大好きっ!」
そう言って君に抱きついた。
君は頬を真っ赤にして
微笑んでこう言った。

「俺も…大好きだよ」
その言葉とともに
君も私の事をギュッと
抱き締めた。
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