届かない ~俺の1番大切な生徒~
「なんか・・・不安で。他の先生に変わったら、ついていけるのかな!?とか・・・富樫先生・・・もう数学教えてくれなくなっちゃうんじゃないのかな?・・・とかぁ・・・。」





かわいい・・・そんなこと言われたら俺・・・







「まったくあなたは・・・今まで出1番手のかかる生徒ですね。大丈夫です。あなたなら大丈夫。授業はついていけます。それに・・・。」












思わず・・・俺は古谷の涙を手で拭いてしまった。















泣くなよぉ・・・。












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