届かない ~俺の1番大切な生徒~
「いいですか!?今まで・・・一緒に補習したり・・・やれることは全てやった。こないだも言ったけど・・・自分を信じて。大丈夫だから。」












「はい・・・。」












「それじゃあ・・・遅れちゃうからそろそろ電車乗って!」










丁度・・・電車が来た。









「頑張って。」










俺はそう古谷に耳打ちして、用意しておいたものを・・・古谷の制服のポケットに入れた。










そして・・・電車が閉まる瞬間・・・古谷を電車に押した。

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