届かない ~俺の1番大切な生徒~
「お、終わりました・・・。」








「終わったかぁ~丸付けするから待っててぇ~~。」



俺は仕事をストップして古谷のプリントの丸付けを始めた。




しゅっ。しゅっ。





俺が丸付けしていると古谷は隣で、心配そうに見ていた。




ぴっ。間違えてるしっ!!




「古谷さん~間違えてますよ~~~。」





「えっ!?えぇ~~~~~1問くらい許してくださいよぉ。」





ぴっ!まただーー!!



「駄目です・・・ってまた間違えてるし。」






「うぅーーー。」







本当に面白いやつだな。

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