*゚+アタシの好きな人+゚*





そのコトで





瑠樹に話した。







「そー来たか」










「その話
俺知ってるにゃー」






語尾ににゃーと







つける







猫田祐輔(ネコタユウスケ)






「教ぇてくんない??
その話。」

と瑠樹が言った。







「いぃんだにゃー」








「それは
昨日のコトだにゃー
陸は
華里南さんの
話を持ち出し
たんだにゃー
それで陸は
こう言ったんだにゃ
「俺アイツと華里南
重ねてる」って」











「はぁ
瑞希と華里南?って子に
重ねられてるんだ。
だからそんなコト
言ったんだ。」










「ショックだ」








ワタシ泣きそうになった








「確かに
大切な人を
なくすのは
悲しぃにゃ
だけど
重ねられてる方の
身にも
なれだにゃ」











「うんうん」
とうなずく瑠樹。












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