キミ中毒。
「優奈、見に行かない??」
あたしは、好奇心を交えていった。
優奈は一瞬引く。
「な、だめですよ。人の告白シーンのぞくなんて」
「いいのょ。バレなきゃ。んで、大人になってまた会ったときに、『あんた、あの時あんなふうに告白したわねぇ』なんて、ハナシができるんだから」
なぁんて。
立派な正論じゃないんだ。
ただ、
ヒトに、どんな風にキモチをつたえたらいいんだろう・・・・。
それが、知りたかった。
ただ、それだけ。