キミ中毒。
「さぁさぁ、これで5人だね♪とりあえず、小林さん、よろしく☆」
あたしはダブルピースでキメてみた。
スパーン!!
頭に衝撃が走った。
痛い・・・。
振り返ると、毒舌の健が、教科書の中で一番厚い、国語の教科書をきれいに丸めて持っていた。
「あんたねぇ、何するのょ」
「お前、調子に乗るなッ!」
「乗ってるのはてめぇだろーが」
となりから仁くんが言った。
ナイスッ♪
二人はにらみ合う。
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