キミ中毒。



 「ちょっと、ちょっと、小林ちゃん、話、聞いてくれる??」



(ばか!!小林さんに言っちゃうなんて・・・。女子だから、まぁいいけど・・・。)



 「はい。どうなさったんですか?」


不思議そうに聞く小林さん。


 「あのねぇ、・・・・ごにょごにょ・・・」



 「えっ、そぉなんですか??」


うんうん。ってうなずく奈津。



プシュー。



バスが、学校を離れた。


はずみで、後ろに話をしてた奈津が、前を向いた。




 「小林ちゃん、かわゆい~♪」



(一生言ってろ。)






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