キミ中毒。



何あれ何あれ何あれ!!



何?
出来心?


それとも、
本気?



何なのッ!!





 「春樹、・・ごめん、先に言わなくて・・・・」


後から後から流れる頬の涙をぬぐっていると、奈津があたしにだきついてきた。


びくっ



さっき仁くんに抱きつかれたときにふれられた右腕が、急にけいれんしはじめた。



 「・・・どぉゆーこと??」



 「あいつね、酔うと5分後にキス魔になんのょ・・・。それも、自分が気になってる女が近くにいたら」



 「・・・マジ??」




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