キミ中毒。





確信的に言うと、時計の針が7時40分をさしたのを見届けて、レク係の部屋をしおりで確認する。


 「行こう・・・」


3人で廊下を歩くと、少しざわざわしてるのが分かった。
その正体は、やっぱりレク係の部屋でのみんなの声だったりとか。




 「・・すごい人ですね~」



 「ま~、もとはこの人数より多いしね。みんないるってほどの人数いないし」



部屋の外にまでできた行列に並んだ。
すると、



 「わりぃわりぃ、こいつつれてくるのに遅れた;;」



仁くんを半分ひきずるようにして、健の登場。



 「ったくさぁ、今日は、どうなっちゃったわけ??」


 「・・いやいや、まー、こいつにもいろいろあんだょ」


 「「いろいろって何??」」

 






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