キミ中毒。



 「え~と、名前、どうぞ」



やっとこさで列の前に来ることができた。


道のりは長かった!(涙



 「あたしは、如月奈津です!んで、こっちが春日井春樹。でもって小林・・・」



 「優奈です!」



小林さんは必死で。



(んな叫ばなくても。)



 「そーだった!優奈だったわぁ。いまさらだけど、優奈・・でいい?」



 「もちろん。いいですよ♪」


肝試しの受付でんなコト言わなくても・・・。


心中のツッコミはむなしく消えて、受付を後にした。










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