キミ中毒。



だいぶまわりの人も少なくなって、肝試しのスタート地点にいる。



 「えっと、『☆』のマークの人~、いませんかぁ?」



すると・・・・、


 「マークが『☆』の人~、オレんとこまで」


と、聞きなれた声。



 「・・えっとぉ、『☆』のマークですか?」


 「お前かょ・・。ありえね~」



 「ムカっ、何よ、どーゆー意味!?」


 「なんでもね~」



相手は、機嫌のまだ悪そうな仁くんだった。



ラッキーと言うべきか、
バッドと言うべきか。



とりあえず、この二人で歩いてくんだ・・・。





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