キミ中毒。




 「ごめん。今行く!!」

百面相中・・てトコは、合ってたっぽいからツッコミは入れない。

仁くんのトナリを、てくてく歩いてく。



 「じゃぁ、楽しんでくださ~い♪」



受付を通り過ぎて、いよいよ中へ。



どき、どき・・・・。


怖がりっていやだぁ。
やばい、アレ、女の人立ってません!?
いや、ただダンボールが積み重なってるだけかぁ・・。


て、幻覚が見えたり。




 「・・大丈夫かょ・・!?」

仁くんが急に声をあげる。


 「・・大丈夫!・・・と言いたいとこだけど、そうもいかないっぽい」



 「オレのTシャツのすそ、握ってれば??」


 「うん・・・」



って、流れで言っちゃったけど、ここですそつかむなんて、少女マンガとまったく一緒なんだけど;;




< 85 / 134 >

この作品をシェア

pagetop