ショート・ミステリーズ!短編集その2
でんでん村の米屋の息子、宮本平介はなんとかしてこの乱世を鎮めたいと思っていた。

といっても、彼は12歳の少年に過ぎず、たとえ刀を持ったとしても赤子扱いされるだけである。

もっと抜本的な、根幹的な解決策が必要なのだ。
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