ショート・ミステリーズ!短編集その2
彼と喧嘩した、次の日。

仕事が休みだったので、部屋でゴロゴロしていた。

コーヒーを飲みながらビデオを見ていると、インターホンが鳴った。

玄関まで行って、わたしはハッとした。

きっと、シンジが謝りにきてくれたのだ。彼は、学習能力の無い男ではない。頭を冷やして、会いにきてくれたのだ。

わたしは鍵を外し、ドアを開いた。
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