ショート・ミステリーズ!短編集その2
「結構です」
わたしはドアを閉めようとした。しかし玉城は、まあまあと手を振り体を割り込ませてきた。
「本当に特別な品です。必ず気に入ると思いますよ」
玉城はバックから何かを取りだした。それは、クマのようなウサギのような顔をした、水色のぬいぐるみだった。
「ベルニーちゃん、と言います。可愛いでしょう」
まあ確かに、ほとんどの人はその感想を抱くであろうデザインだった。
わたしはドアを閉めようとした。しかし玉城は、まあまあと手を振り体を割り込ませてきた。
「本当に特別な品です。必ず気に入ると思いますよ」
玉城はバックから何かを取りだした。それは、クマのようなウサギのような顔をした、水色のぬいぐるみだった。
「ベルニーちゃん、と言います。可愛いでしょう」
まあ確かに、ほとんどの人はその感想を抱くであろうデザインだった。